井出デンタルクリニック

顎と姿勢の関係から考える、当院の歯科治療アプローチ【症例紹介】」

顎と姿勢の関係が、歯科治療の鍵となる理由

「アゴと姿勢の間には、深い関係があります。」
なぜなら、アゴの位置は『体幹』が基準となるからです。

当院では、この原則に基づき、単なる歯だけの治療ではなく、姿勢撮影・姿勢分析を行い、身体全体のバランスを評価した上で確定的な歯科治療へ進めています。

以下、当院での具体的な改善例を2つご紹介します。

【症例1:30代女性】

主訴:
ブラキシズム(歯ぎしり)、首コリ、肩コリ、熟睡できない、こめかみ部の筋肉の張り・頭痛

背景:
過去に他院で矯正治療を受け、歯並びは整っていましたが、ひどい歯ぎしりがあり、ボトックスを避けたいというご相談がありました。
他院でマウスピースを作成しても、すぐに割れてしまう状況でした。

当院のアプローチ:
■姿勢分析に基づき、体幹をサポートする靴用インソールを使用
■井出式マウスピースの装着
■数十ミクロン単位の精密咬合調整

経過:
約10回の通院で、首や肩のコリ、頭痛、睡眠の質が改善し、噛み合わせも安定。

「よく眠れる」「食事がしやすくなった」との声をいただきました。

【症例2:70代女性】

主訴:
噛み合わせの違和感、歩行の不安定感

背景:
多数の歯がセラミックで治療されていましたが、噛み合わせがしっくりせず、歩行や階段の上り下りに不安を抱えていました。

当院のアプローチ:
■姿勢分析から、体幹をサポートする靴用インソールを使用
■井出式マウスピースを装着
■数十ミクロン単位の咬合調整、噛み合わない歯への追加調整

経過:
約6回の通院で噛み合わせが安定。

「階段の上り下りがラクになり、足取りがしっかりしてきた」という改善が見られました。

おわりに

当院では、単なる歯だけでなく、姿勢・体幹・咬合の関係性を大切にした治療を行っています。
もし、「噛み合わせが気になる」「身体の不調が続いている」という方は、ぜひ一度、井出デンタルクリニックまでご相談ください。