●「TMD(噛みしめ症候群)」のケーススタディ1(50代女性)
「冷たい水を口に含むと歯がしみて痛む」といくつかの歯科医院で診察を受けましたが、一向に原因が分からず、ある歯科医院では「歯の神経を取ってセラミックを被せたほうがいいでしょう。治療費は400万円ほどかかります」といわれました。
ところが、「TMD(噛みしめ症候群)」の知識がある歯科医院で診察を受けたところ、この症状が噛みしめの結果であることが分かり、セルフケアの指導を受け、2・3回の通院で症状が緩和しました。患者さんは「あの400万円という見積りは、いったい何だったのか」と首を傾げていましたが、以後定期的にチェックをし、症状は6年ほど収まっています。 続きを読む
