噛み締め・食い縛りが解除されてくると、患者さんから良く食べられると言われます(全員ではありません)
現在歯科界では「口腔機能不全症」が盛んに言われています。
摂食、嚥下機能不全
唾液の減少
滑舌の悪さ
です。
口は咀嚼、嚥下、呼吸、発音発語、味覚、触覚、表情など自己表現を行います。
食事中には呼吸をし、会話もしますし食べものの味、固さ、柔らかさ、等を瞬時に判断しています。
また、絶対的な頭の位置、下顎の関係、筋肉の動き(舌の動きを含めて)、上下の歯の関係、唾液の量等も関与しています。
そして、これらの機能は全て脳からの指令で行われています。
食べることは歯だけの問題では無いと私は考えています。