その昔80代の患者さんから治療中に先生「治る」てどういうことか分かる?と突然聞かれました。
ある所の市立病院の設立に関わられ何十年も事務長の責務を果たされた方でした。
ある日事務長を勤め上げ退任のお話しをして来ましたと教えて頂きました。
どうか先生方病気を見る前に是非患者である私を観てください!
15年程前のおはなしです。
大変感銘を受けました。
「治る」ですか?わたしは言葉に窮してしまいました。
その方はニコニコされながら治るって言うのは「無」なんだと!
気にならないっていう事さ!
医療は靴底に入った小ちゃな石コロを捜し当て取り除く事なのだど教えて頂きました。
私は要所要所で患者さんがぽそっと色々大事な事を教えて頂き今があると思っています。
医者は患者さんによって育てられると確信的に思っています。
どうか私の所で思いのたけを仰ってください!
私は神では無いのでお話しをお聞きしないとわかりません。
そして私の五感をフル活用し検査しそして経験を加味しながら一生懸命考えお伝えします。
そして患者さんにも良く考えて頂きたいと思います。
何故なら患者さんの身体は御自身でありあなた自身なのですから!
私の立場は寄り添いヘルプするだけです。
治すのは患者さん自身です。