噛み締め症候群

なぜ「噛み締め症候群」なのか?
歯科的に言えば、上下の歯がいつも力が入っている状況を「噛み締め」と言います。

噛み締めの力が歯に加われば虫歯、歯を支える歯槽骨に加われば歯周病、顎関節に加われば顎関節症・・・あくまでも「結果」あるいは「症状」であって「原因」ではありません。

この様な方は、首コリ、肩コリなど整形外科的な症状があります。

姿勢は悪く、頭が前に出ているため猫背です。
また肺は圧迫されているため、呼吸は浅いですね。代謝は上手く行きません!

側頭部の筋肉緊張型頭痛もあります。
頭痛外来に行くと鎮痛剤、筋肉弛緩剤、ストレスだからと言われ抗うつ剤が処方されてしまうことも?

側頭部には側頭筋があり、顎を閉じる時に使う筋肉で噛み締めているといつも収縮しています。
簡単に言えば筋肉痛です!本当にお薬は必要ですか?

顔を見れば、歪み、ほうれい線、下ぶくれ、タルミ等女性の方にとっては悩みどころです。
通常美容整形に行くと、輪郭注射、小顔注射となりますね!

咬筋、顎ニ腹筋等の顎を閉じる筋肉がいつも収縮しています。
また、ほとんどの方が冷えを持っています!
噛み締めていると筋肉は固く緊張しているため、抹消の血流が悪いのです!
この結果が、ゴースト血管です。

人間の身体にとって大事なのは呼吸と血流です!あとは代謝と免疫系が良いかです。

自立神経は背骨の間から出て来ます!
もし背骨が歪んでいたら、これが自立神経失調症だと考えています。

これらは全て症状です!原因ではありません!

症状によって患者さんは行く病院を選びます。
でも症状の出どころは一緒です( ◠‿◠ )

噛み締めが無くなるとこれらの症状も無くなります。
だから「症候群」なのです。