顎関節症のガイドライン

ガイドライン

唯一、歯科の臨床の中にガイドラインが存在します。

ガイドラインとは学会が認めた標準的な治療の方針です。

例えば医科で胃ガンと診断された場合ネットで検索すると必ず標準的な指針・治療方針が出てきます。

ところが歯科には一つを除いてガイドラインは存在しません!

インプラントでさえ?ある意味無法地帯です。

では歯科にあるガイドラインとは?

「顎関節症患者」のための初期治療です。

顎関節症とは、顎の付近の筋肉が痛い、口が開きにくい、顎を動かすと音がするなどの症状をいいます。

治療の原則は非可逆的(元に戻せない)治療を急がずに(かみ合わせの治療と称して歯を削る、被せものをする、インプラントをする、矯正をするなど)

顎関節の病態やセルフケアー(体癖や噛みしめなど)の説明を受けてから、ケアーをしながら様子を見ていくことです。

現実的には、顎関節症の症状が自覚なく歯科に来院される患者さんの顎関節を触診すると、左右同じように動いている方は一人もいません。

この為、この根本的な歯科の問題を説明もなく又初期治療をせずに、歯の治療、補綴(被せもの)インプラント、矯正治療などをきっかけにとして、顎関節症の症状が生じたり、日常生活に支障をきたすほど重症な症状に悩む例もあるとうたっています。

歯科治療のテクニカル的な事を除いて治療後しっくりしなかったり、トラブルを起こしたり等々問題が解決されないのは、このガイドラインがきちっと遵守されていない為です。