噛み締め症候群と五郎丸くん

皆様、新年明けましておめでとうございます。

今年はもっと沢山の皆様に「噛み締め症候群」を知って頂こうと考えています。

昨年話題となった全日本ラクビーの五郎丸くん、イケメンでカッコ良く時の人と成りました。
歯科医の立場から、五郎丸くんを含めた選手を絶賛したいと思います。

彼らは絶対に噛み締めていません!

何故なら左右の肩がなで肩でキチット肩が開いています。

噛み締めていない為、顔全体が明るく、それでいてオチャラケテいません。

物凄く凛々しく感じます。

姿勢が素晴らしく良いのです!

スクラムを組む時にもし猫背であれば相手に簡単つぶされます。

ラクビーは科学で練習しているのが私には直ぐ理解できました。

ある人が言っていました。

サッカー選手は故障もするし怪我もする。
ところがラクビー選手は怪我はするが故障はしないと!

噛み締め症候群でない人間の身体は、キチットとした姿勢を保ち、顔は凛々しく、常に前向きな思考を保ちます。

姿勢が良いとキチッとした鼻呼吸をし、血流とリンパの流れで身体全体酸素が行き渡り、家の外に出て良く動き、良く食べ、その結果脳内のセロトニンは活性化され心身共に健康であり続けるのです。

噛み締め症候群は、身体全体の問題なのです!

歯医者が書いた歯医者に行かなくてすむ本

TCH■NO.2噛みしめ症候群

無意識下の噛みしめは200kgの力が持続的に歯、歯肉、顎関節、咀嚼筋、表情筋、頭蓋、頸部等に加わります!

現在歯科医師は全国で約100,000人程います。
この内噛みしめが歯科的に悪さをしていると気が付き始めた方が約1,000人程います。何とまだ1%です

1,000人のほぼ統一された意見で、

虫歯・歯周病は、実は細菌が原因のものが30%、噛みしめの力が原因のものが70%と言われています。

一生懸命ブラッシング、フロスをしているのに、又虫歯になったり、歯周病が悪化したりするのは噛みしめが解決されていない為です。

但し気が付き始めた1,000人の歯科医師のほとんどが、噛みしめを解除する方法がわからないのが現状です!
多分全国に100人いるかどうかです。

私はどうして噛みしめるのか?どうやって噛みしめを治すのか?25年かかりましたが治すことができる様になりました。

答えは全て患者さんが知っています。

真摯に患者さんに向き合い、そしてお話を聞き、筋肉を触診し、お口の中を拝見し、そして考えるという当たり前の医療をしてきたおかげだと自負しています。

もうすぐ「歯医者が書いた歯医者に行かなくてすむ本」が出版されます。

そこにセルフケアーについて詳しく述べています。